Microsoft自動化ブログ

VBA、PAD、Power Automateを中心に

やりたいことが1つ増えると、難易度が1つ上がる

「自動化」という言葉を聞くと、業務の全てを1から10まで自動化できると思われるかもしれません。

しかし実際には、「あれも自動化したい」「これも加えたい」と機能を追加する度に、どんどんプログラムが複雑になっていきます。

基本となるベースのプログラム

例えばこちらはPower Automateで作成した「毎週金曜日にTeamsでメッセージを投稿する」というフローです。

トリガーとアクションを1つずつ組み合わせたシンプルなフローです。Power Automateの仕組みを知らない人でも、何とか読み解くことはできそうですよね。

やりたいことが1つ増える

そしてここからが問題です。ココからさらにやりたいことが1つ増えると、難易度が1つ上がります。

やりたいことが増える分だけ、処理が増える

  • ユーザーごとにメッセージを変えたい → 変数という概念を使う必要があり、難易度が+1上がります
  • カレンダーを元にメッセージを送信したい → Outlookカレンダーと連携する必要があり、難易度が+1上がります
  • メールから抜き出した文章を送信したい → メール本文を抽出する処理が必要で、難易度が+1上がります

こんなイメージで、やりたいことが増える分だけ、プログラムが複雑になっていき、それに伴って開発の難易度も1つずつ上がっていきます。

「作れるモノと「やりたいこと」のバランス

開発の難易度を考えた時に、「作れるモノ」と「やりたいこと」のバランスを取ることがすごく重要です。

もちろん、最初から「やりたいこと」を実現できるのがベストです。しかしみなさんが自動化したい業務は、意外と難しいモノばかりです。

だからこそまずは必要最小限でプログラムを作っていく。その上で、少しずつ必要な機能を付け加えていき、徐々に完成形へと近づけていく。

まずは「ちょい足し」の感覚で、普段の業務に+αで使えるようなモノを作ることが、ベストなのかもしれません。